アスモ新聞

アスモ・たんぽぽ新聞第223号を発行いたしました

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アスモ・たんぽぽ新聞第223号 トピック

「社員は家族」

 いつもアスモ・たんぽぽ新聞をご覧いただきありがとうございます。弊社が事務所を構える中野通り沿いは、一年でもっとも賑わいを見せる時期です。しかし今年は桜が満開した翌日に猛烈な風と雨により例年以上に早く散りはじめ、通りはピンク色に染まるといった状況です。桜を見て、桜の花に足をとられることのないようお気をつけください。

 

会社は自分の命、社員は家族そのものだと、私が新入社員としてはじめてお世話になった会社の社長は、口癖のように言われる人でした。景気のいいときには100名にも及ぶ社員全員を2年連続で沖縄旅行に招待したり、とにかく社員に対する想いが人一倍強い経営者でした。
イベント事があるときには必ずといっていいほど、西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」を社員全員で手を繋いで歌ったものでした。

 

会社にとって大切なものは何か。ひと昔前「お客様は神様です。」という三波春夫の言葉が流行語となったように、顧客こそが最も大切だとする顧客第一主義という考えが多くの企業に浸透しました。
またリーマンショック前には株主第一主義という言葉もよく聞かれました。しかし最近、40年間で中小企業7,000社を研究した「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者で法政大学大学院教授の坂本光司氏は、過去20年間一度も赤字を出したことがない会社に共通している考え方は、社員第一主義(社員=家族)を掲げているとのことです。つまり不況になったことがない会社の共通項が社員第一主義にあると言うのです。
坂本氏は続けます。もし5人家族の家庭で3杯のご飯しかない場合、親はどうするでしょうか?「お父さんとお母さんはもう食べちゃったから、あなたたち食べなさい」といって、子供に食べさせるのが普通でしょう。そして自分たちは後でこっそり水を飲んでお腹を満たします。家族とはそういうものです。

 

もしも、社員を家族と考えるならば安易なリストラはあってはならないと思います。会社に対して不信感をもっている社員が、その会社のために頑張ろうと思うでしょうか?
つまりどんなことをしても家族を守るという覚悟のある経営者のもとで働く社員こそ、会社に誇りを持ち、お客様を大切にしてくれるのではないでしょうか。お客様によいサービスを提供することができるのは、お客様と常に接している従業員であるということを考えたとき、従業員の満足こそがお客様の満足に繋がるのだと考えています。

 

会社の目的は業績を高めるための活動でもなければ組織を成長・発展させるための活動でもありません。そこに働く人たちの幸せのためにあるべきだということを最近改めて痛感しております。
私がお世話になった会社の社長は、残念ながらそれから数年後50代半ばにして、病に倒れ廃業することになってしまいましたが、当時の社長が大切にしていた想いを少しでも形にできればと思っています。お客様の満足と従業員の満足を共に大切にし、常に社会に求められる存在でありたいと思います。

 

SDGs(持続可能な開発目標)活動報告

2020年よりスタート致しましたSDGs(持続可能な開発目標)活動は、弊社の一ヶ月間のサービス量に応じて寄付活動や社会活動の原資に充てる予定になっております。
2024年3月の活動実績=17,645Pとなり、これまでの累計数は、860,285Pとなりましたのでご報告させていただきます。また、具体的な活動内容の詳細につきましては、引続きアスモ新聞にてお伝えさせていただきます。

 

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